本研究では,シンプルなドラッグ&ドロップ操作で物体搬送ロボットを指示するインタフェースを提案する.ユーザが天井カメラの映像を映したタッチパネル上で対象物体をドラッグして目的の位置でドロップすると,ユーザの継続的な操作なしにシステムは自律的に物体搬送タスクを実行する.提案手法では,ユーザ補助を伴う画像処理を利用して,事前登録をしていない物体を識別し追跡する.ユーザスタディにより,リモコンを用いた直接操作手法に比べて,提案手法が同時に別のタスクを行うことができることを示した.
Kentaro Ishii, Yoshiki Takeoka, Masahiko Inami, Takeo Igarashi.
Drag-and-Drop Interface for Registration-Free Object Delivery.
The 19th IEEE International Symposium on Robot and Human Interactive Communication, RO-MAN2010, pp.228-233, September 2010.
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